『雪の華』は、余命を宣告された平井美雪(中条あやみ)のストーリーです。美雪は、ガラス工芸家を目指す青年・綿引悠輔(登坂広臣)に出会い、生涯の夢、<約束の地>フィンランドに行って、オーロラを見るという夢をかなえます。『雪の華』の撮影は、レヴィとヘルシンキで行われました。ヘルシンキのシーンで登場する場所をご紹介します。
1. ヘルシンキ市庁舎
クルーヌハカにあるヘルシンキ市庁舎は、有名なマーケット広場を見渡す場所にあります。カール・ルドヴィク・エンゲルが、元々ホテルとして設計した建物が、1913年に改築され市庁舎に生まれ変わりました。現在この建物の中に、市長執務室と市議会室があります。『雪の華』では、美雪と悠輔の乗ったトラムが市庁舎の前を通り過ぎるシーンがあります。
2. ヘルシンキ大聖堂
クルーヌハカにあるヘルシンキ大聖堂は、ヘルシンキで最も象徴的なランドマークの1つです。1917年にフィンランドが独立するまでは、フィンランド大公・ロシア皇帝ニコライ1世への献上品でした。『雪の華』では、美雪と悠輔が何度か大聖堂の前を通り、美しい建築を眺めます。
3. Sofiankatu(ソフィアンカトゥ)
美雪と悠輔が歩いたクルーヌハカ地区にある通り Sofiankatu。元老院広場とマーケット広場をつなぐ Sofiankatu は、ヘルシンキで一番美しい通りの一つで、ショップや、レストランに加え、映画館もあります。
4. マーケット広場
ヘルシンキを訪れる多くの人々同様、美雪と悠輔もヘルシンキの南港にあるマーケット広場で食べ歩きを楽しみます。屋台には、伝統的な食べ物や手工芸品、お土産などが並びます。マーケット広場では、小魚のフライ(paistettu muikku)をぜひ味わってみてください。
5. GLO Hotel Art(グロ・ホテル・アート)
美雪と悠輔は、ヘルシンキのダウンタウンにある GLO Hotel Artに滞在します。デザイン・ディストリクトの中心にあるGLO Hotel Artには、客室、会議スペース、なんともおいしいザリガニのスープが食べられる豪華なレストランがあります。
Lönnrotinkatu 29
6. Tokoinranta(トコインランタ)
Tokoinrantaは、カッリオ地区のエラインタルハ湾にある公園です。Tokoinranta では、たくさんの人がジョギングや犬の散歩をしているのを見かけます。イタリアンレストラン Il Gabbianoもあります。
7. Vanhakirkko(ヴァンハキルッコ)公園 「Ruttopuisto(ルットプイスト)」
美雪と悠輔は、エスプラナーディ通りの端にあるVanhakirkko公園で日光浴を楽しみます。この公園は、ヘルシンキで一番人々に親しまれている公園の一つで、ヘルシンキで二番目に古い教会があります。
8. Kaivopuisto(カイヴォプイスト)
ヘルシンキ南部にあるカイヴォプイストの木の桟橋(puinen laituri)を二人が走るシーンもあります。この公園は、メーデー(Vappu)や,たくさんの野外コンサートが行われる夏に地元の人たちで大変にぎわいます。
9. C. Hagelstam 古書店
美雪と悠輔は、ヘルシンキ滞在中に、Fredrikinkatu(フレドリキンカトゥ)にあるC. Hagelstam 古書店を訪れます。40年の歴史ある古本屋では、昔のめずらしいフィンランドの本を専門にしています。また、印象的な地図のコレクションもあります。
Fredrikinkatu 35
10. Tervasaari(テルヴァサーリ)
Tervasaariは、クルーヌハカ沖に浮かぶ小さな島です。この島には、カーペットを洗う埠頭、犬の海水浴場、燻製料理専門のレストラン Savu(サヴ)があります。
11. ヘルシンキ空港(Helsinki-Vantaan lentoasema)
悠輔は、フィンランド最大の空港、ヘルシンキ空港に到着し、走って外に出ます。この空港は、1952年にヘルシンキで開催された夏のオリンピックのために造られたもので、今では、東京、大阪、名古屋、福岡に直行便が運航しています。
12. ヘルシンキ中央駅(Helsingin päärautatieasema)
『雪の華』では、ヘルシンキ中央駅で、悠輔が走って電車に乗り込むシーンがあります。この駅はヘルシンキで一番美しいアールヌーボー建築で、Eliel Saarinen(エリエル・サーリネン)の設計により、1919年に正式オープンしました。中央駅では、バーガーキングを覗いてみてください。Eero Järnefelt(エーロ・ヤルネフェルト)が描いたフィンランドで最も有名な国立公園の一つ、コリの素晴らしいフレスコ画があります。
2019年2月1日公開 映画『雪の華』60秒予告を見る.
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