ヘルシンキの生活 x10

A woman is sitting and reading a book to a boy at Helsinki Central Library Oodi. Through the large windows behind them, can be seen the rooves of Töölö against a blue sky.
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ヘルシンキは住みやすい場所です:街はコンパクトですが、サービスが充実していて、機会にあふれています。例えば、私たちは本とアートが大好きでそのために何時間も並んで待つ心構えができています。50センチメートルの雪がある場所で暮らすことにも慣れています。

#1 私たちは水を楽しみます

街の真ん中、マーケット広場の隣にある Allas Sea Pool(アッラス・シープール)では、買い物に行く途中で泳ぐことができます。フィンランドの夏は短く、雪が少ないという古いことわざがあります。実際にはとても暑い日が何日もあり、それはプールを訪れる人々の数にも反映されています。ヘルシンキには全部で16のスイミングホール、屋外プールと海のスパがあります。

#2 私たちはヴィレッジフェスティバルを開催します

地元の人たちはとても活発で多くの地区で独自のイベントやヴィレッジフェスティバルが開催されます。Kumpula(クンプラ)地区では、最も古く最も有名なヴィレッジフェスティバルKyläjuhlat キュラユフラ)が開催され、毎年何万人もの人たちが参加します。この人気のイベントではフリーマーケット、ライブミュージック、子供向けのエンタテインメント、スポーツ競技などが行われます。イベントの開催者はこの地区の文化協会であるKäpylän kulttuuriyhdistysです。

#3 私たちは都会のパーティーが好きです

地区ごとの小さなイベントに加え、あるいはその結果として、私たちは街の通りでの大きなパーティーも好きです。Kallio Block Party(カッリオ・ブロック・パーティー)は、ライブミュージック、食べ物を売る屋台、ダンスパフォーマンスなどにあふれたイベントです。このブロックパーティーは、Kallio(カッリオ)に住み働いている人たちがメンバーになっているボランティア組織Kallio-liike(カッリオ=リーケ)が主催しています。

#4 私たちは一緒に時を過ごします 

とりわけ夏には、フィンランド人は外に出かけるのが好きで、ヘルシンキの海岸沿いのレストランやカフェは友達と一緒に楽しむ人たちでいっぱいになります。ヘルシンキ最大の年齢層は2529歳のグループで、63,662人です。この写真は、若い人々がLöyly(ロウリュ)にいる様子です。

#5 私たちは本と図書館が大好きです  

私たちは本を貪り読み、図書館をよく利用します。ヘルシンキでは約50箇所で本を借りることができ、書籍数を合計すると150万冊以上になります。ヘルシンキの図書館には年間で650万人が訪れますが、そのうち40万人は古くからあって気品のあるトーロ図書館を訪れています。ヘルシンキ中央図書館 Oodi(オーディ)がオープンした初日には、55,000人が訪れました!

#6 私たちはアートに魅了されます

Amos Rex(アモス・レックス)2018年にオープンしてすぐに成功を収めました。この美術館の一部は象徴的なLasipalatsi (ラシパラッチィ)「ガラスの城」の地下にあります。最初の展示会は日本のteamLab(チームラボ)によるインタラクティブなインスタレーション『Massless』でした。この展示会には最初の4ヶ月に約240,000人が訪れ、入場するまでに何時間も並ばなければならない時もありました!

#7 私たちは自然の中を散歩します

フィンランドの首都にも自然はあり、それは街の中心からわずかの場所にあります。ヘルシンキの中央公園Keskuspuisto(ケスクスプイスト) は、トーロ湾の北で街を分割し、車でわずかの場所にあるエスポーのNuuksio(ヌークシオ)国立公園では、本格的な大自然が楽しめます。ヘルシンキ最古の公共公園は1800年代までさかのぼるものです。ガイド付き公園ツアーもありますが、誰でも無料で自由に楽しめます。

#8 私たちは春に活動的になります

フィンランドの秋は長く暗く、冬はしばしば寒くて雪が降ります。ですから、69週間しかない1年で最も短い季節ではありますが、春になると活動的になるのは当然のことです。春の日中の平均気温は0℃から+10℃の間です。ヘルシンキでは、暖かい春は4月に始まります。

#9 私たちは地下鉄を利用します

ヘルシンキの地下鉄のネットワークは、東の地区と西にあるエスポー市の間43kmに及びます。地下鉄はほとんどの都市に比べて素晴らしくシンプルです。路線はフォークのような感じで、手で持つ1本の部分が西で、先の2本に枝分かれしている部分が東に向かいます。ヘルシンキの地下鉄は1982年に落成しましたが、エスポーにつながる西側の地下鉄路線工事は2022年にようやく完了しました。全部で30の駅があり、1年間でおよそ6,300万人の人が利用しています。

#10 私たちは雪のある生活に慣れています 

ヘルシンキはたいてい遅くても1月までには雪に覆われます。雪の量は年によって変わりますが、最高の年には50cm以上の雪が積もります。ヘルシンキは雪に慣れています:除雪車が朝早くから忙しく除雪作業を行い、トラックが街から収集地点まで雪を運びます。エスポー市には、過剰な雪に対処するための雪を解かす施設があるほどです!

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ヘルシンキは住みやすい場所です:街はコンパクトですが、サービスが充実していて、機会にあふれています。例えば、私たちは本とアートが大好きでそのために何時間も並んで待つ心構えができています。50センチメートルの雪がある場所で暮らすことにも慣れています。