#1 Artek（アルテック）
Artekのヘルシンキオフィスではデザインが何よりも優先されます。Artekは、若き理想主義者Alvar（アルヴァ）とAino（アイノ）のAalto（アアルト）夫妻、Maire Gullichsen（マイレ・グリクセン）、Nils-Gustav Hahl（ニルス=グスタフ・ハール）により、1935年にヘルシンキに設立された国際的に有名なデザイン会社です。
#2 Bob the Robot（ボブ・ザ・ロボット）
ヘルシンキの古い工業区画は、現在別の用途に利用されています。最新の例の一つはSörnäinen（ソルナイネン）地区の昔のパン工場で、この建物の中にはダンススクールや広告会社 Bob the Robotなどが入居しています。
#3 Village Works（村の仕事）
Village Worksはヘルシンキの中心、Lauttasaari（ラウッタサーリ）、Kamppi（カンピ）でコワーキングスペースを提供しています。長期契約なしで、最新の空間、コミュニティへのサポート、モーニングコーヒー、高速インターネットサービスを提供するものです。このオフィスを利用している人は、ラウッタサーリのPapulaの居心地のよいサウナエリアを割引価格で利用できます。
#4 Hakaniemi（ハカニエミ）
ハカニエミ地区はPitkäsilta（ピトゥカシルタ）橋の北側です。写真の建物は、このエリアのランドマークYmpyrätalo (円形の建物という意味)です。円形の建物はHeikki（へイッキ）とKaija（カイヤ）のSiren(シレン）夫妻が設計したものです。Kansallis-Osake-Pankki (KOP)銀行の本社として1968年に完成しました。今日、この建物はヘルシンキ市の都市研究と統計部署を含むオフィススペースとなっています。
#5 A-lehdet (A-レフデト）
ヘルシンキのKulosaari（クロサーリ）地区にあるメディアハウスA-lehdetのオフィスには、冬に使える暖炉と夏に使えるバーベキューランチにぴったりのテラスがあります。建物はKouvo & Partanen Architectsが設計したものです。1998年に建物を設計する入札で、この会社が落札しました。A-lehdetは、1933に設立された会社です。
#6 HTC Helsinki（HTC ヘルシンキ）
HTC Helsinkiオフィスビルは、Ruoholahti（ルオホラハティ）地区に2001～2002年に完成しました。この建物はまさに海辺にそそり立っています。設計はクレーンと港を再現したものです。このオフィスビルには規模の異なる様々な分野の会社が入居しています。レストランや会議室、セミナースペースは共用となっています。
#7 OP本社
Vallila（ヴァッリラ）にあるOPファイナンシャルグループ の本社は、社員の席が決まっていないという現代の新しいオフィス設計を代表するものです。『キャンパス』スタイルの本社の建築は、既存の建物の改築と広範囲に及ぶ新しい建物の建築を含み、2015年の４ヶ月にわたって完成しました。新しいオフィスビルはJKMM Architectsが設計しました。
8 Kone Building（コネ・ビルディング）
エスポー市のKeilaniemi（ケイラニエミ）地区にあるKone（コネ）の本社は、首都圏でもっとも高層のオフィスビルとして有名です。建物は高さ73メートルで、建築博士Antti-Matti Siikala（アンッティ＝マッティ・シーカラ）の設計によるものです。建物は2001年に完成しました。晴れた日には最上階からエストニアの首都タリンを垣間見ることもできます。
#9 Fredriksberg（フレドリクスベリ）
Fredriksbergは、ヘルシンキのVallila（ヴァッリラ）で、クリエイティブで爽快なコワーキングスペースを提供しています。スペースは、働く人もビジターも仕事をしたり、飲食したりできるワンダーランドのようなものにしようという意図に基づいたものです。このエリアは以前機械工場だった場所で、現在は街の新しい地区になっています。
#10 Studio Aalto（スタジオ・アアルト）
世界的に有名なフィンランドの建築家アルヴァ・アアルト(1898～1976)は、1955～56年、ヘルシンキのMunkkiniemi（ムンッキニエミ ）に自邸とアトリエ（スタジオ）を設計しました。2つの建物はそれぞれ近い場所にあります。Studio Aaltoには、アアルトのオリジナル家具が設置されており、博物館として一般に公開されています。彼の仕事場には非常に特殊なオーラがあるものの、ヘルシンキの多くの人たちは同様のホームオフィスの雰囲気を楽しむことができます。
