ヘルシンキのイースター

フィンランド北西部のオストロボスニア地域には、暗い夜に歩き回る魔女が火事や強い煙の臭いから守ってくれるという昔から伝わる民間信仰があります。悪魔を追い払う復活の主日のかがり火はセウラサーリのレクレーション島で焚かれ、魔女に扮した子供たちがコーヒーポットとホウキを持ってこの島に集まります。 

伝統的なVia Crucis（十字架の道） – 十字架を背負って歩いて行くキリストの受難をテーマにした行列がヘルシンキの中心で行われます。中世の教会の伝統に従い、この行列はカイサニエミ公園からサートゥタロの前を通過し、ヘルシンキ大聖堂でクライマックスを迎えます。

自然が眠りから目を覚ますのを待つ間、ウインターガーデンに行ってテッポウユリやチューリップの鮮やかな色を楽しみましょう。イースターマーケットもヘルシンキで春の到来を告げる象徴の一つです。ラッパスイセン、チューリップ、苗木、デザインアイテム、オーガニック卵、チョコレート、ジュエリーなどを販売する売店が街のいたる所に並びます。