ガーデンの区画に交差する砂の小道からは、美しく咲く花が見られます。屋外のスペースにはブランコや草原、ベンチなどがあって、誰もが楽しめます。市民農園は、通常午前7時から午後9時まで開園しています。
Marjaniemi(マルヤニエミ)
マルヤニエミガーデン、略してMarjisは、そこに住む人たちだけでなく遠くからやってくる旅行者にも愛されている場所です。活発な住人がフリーマーケットや展覧会を開き、子供たちはダンスキャンプやスポーツデイなどを楽しみます。マルヤニエミの住人は、のんびりと時間を過ごすのが好きで、ハンモックで1日過ごすこともあります。
Marjaniemi Allotment Garden (Virvakuja 6, Vartiokylä)
Ruskeasuo(ルスケアスオ)
スウェーデン語を話す人たちが集まる天国のように素敵なルスケアスオは、弱冠100歳になりました。散歩をしているとおとぎの国へ旅しているような気分になります。多くのガーデンコテージが昔のままで、少しゆがんだり、伸びすぎた植物に覆われていたりします。家の色から庭園の装飾まで、様々な色彩が特徴です。フェンスがなく小さな区画が統合されてしまったようにも感じられ、それがさらに素敵な雰囲気になっています。夏の間メインゲートは、午前7時から午後9時まで開いています。
Ruskeasuo Allotment Garden (Nauvontie 1, Ruskeasuo)
Tali(タリ)
タリガーデンは整然として落ち着いています。太い幹の古代のリンゴの木々は、完全に枝下ろしされ、ほとんどすべての庭園にラズベリーの茂みの鋭くすっきりとした線が並んでいます。整然としてはいますが、厳格な感じがするわけではありません。たくさんの庭園が「ウェルカム」という表示を付けて小さな庭を開放しています。夏至祭のパーティーは誇りの源で、近隣のパヤマキやムンッキヴオリからも人々がやってきます。 夏の間正面ゲートは、午前7時から午後9時まで開いています。
Tali Allotment Garden (Pitäjänmäentie 32, Pitäjänmäki)
Pakila(パキラ)
パキラの市民農園には見渡す限りカラフルなコテージが広がっています。敷地内の様子は中央フィンランドの村にも似ています。この市民農園を運営している組合の規則で、園芸家たちは農園の植え付けプランを守る必要がありますが、認定された園芸家である必要はありません。地元の人たちは共同で形成した緑のエリアや屋外での映画やカラオケイベントを誇りにしています。この農園には人気のサウナもあり、隣接するクラウッカランプイスト農園の人々や旅行者もやってきます。
Pakila Allotment Garden (Pakilan rantatie 2, Pakila)
Klaukkalanpuisto(クラウッカランプイスト)
パキラ農園の真向かいにあるすばらしい農園には、反対側の門から入ります。Salvianpolku(サルヴィアンポルク)の小道は、同じような赤い家が並ぶエリアを横切っています。このエリアはコンパクトでのんびりしていて、統一感があります。クラブハウスでは園芸家たちに堆肥とリサイクルの重要性を伝えています。共同体の精神は、年に一度のダーツ大会とコミュニティーパーティーで最高の盛り上がりをみせます。
Klaukkalanpuisto Community Garden (Pakilan rantatie 1, Pakila)
Herttoniemi(ヘルットニエミ)
ヘルットニエミ農園は、ヘルシンキの9つの市民農園のなかで一番都会的な場所です。雰囲気としては、カラフルな茂みが地下鉄のそばまで広がっていて、ワイルドな感じがします。ヘルシンキ東部の音が聞こえてきたり、海の魅力も感じられます。傾斜した農園エリアにはそのすべてが独特でしばしば個人的味わいのある区画が点在していて、中には植物よりもアートの多い区画もあります。
Herttoniemi Allotment Garden (Kipparlahdensilmukka 3, Herttoniemi)
Kumpula(クンプラ)
交通量の多い Mäkelänkatu(マケランカトゥ)の車の騒音はクンプラ市民農園のフェンスの中に入った瞬間に聞こえなくなります。夢のような緑のエリアは、映画に出てくるアメリカの郊外のようです。小道にはバラの茂みが並び芝生は完璧に刈られています。時間とお金を費やした農園であることは明らかに分かりますが、雰囲気はのんびりとしています。すぐ隣には公共の屋外プールがあり、忙しいガーデニングの間に涼しい休憩がとれます。夏の間正面ゲートは、午前7時から午後9時まで開いています。
Kumpula Allotment Garden (Kalervonkatu 1 a, Kumpula)
Vallila(ヴァッリラ)
ヴァリラ地区にある自由奔放な市民農園の歴史は1930年代にさかのぼります。小さなノームからたくましいギリシャ神話のアドニスのフィギュアまで、多くのガーデンに彫像が立っているのが特徴です。このガーデンでは、どこよりも若者のコミュニティーを受け入れています。初めての草むしりを体験する幼児の姿を見かけるのもよくあることです。毎年夏の日曜日には、いわゆるイチゴの小道を通ってタイムカプセルのようなミュージアムコテージにアクセスできます。夏の間正面ゲートは、月曜から土曜日まで、たいてい午前7時から午後9時まで開いています。
Vallilan siirtolapuutarha (Elisabeth Kochin tie 1, Vallila)
Oulunkylä(オウルンキュラ)
オウルンキュラの住人は、心地よいサウナを楽しんでそのままヴァンターヨキ川でクールダウンできます。農園のコミュニティーは1940年代に形成されたもので、現在世代交代が起こっています。古い住人たちは小さな子供たちの金切り声を楽しんでいます。動物にやさしいコミュニティーには庭を歩くニワトリの群れもいて、レストランデイを祝ってときどき敷地内で1日だけのレストランがオープンします。夏の間正面ゲートは、月曜から土曜日まで、たいてい午前7時から午後9時まで開いています。
Oulunkylä Allotment Garden (Myllypellontie 6, Oulunkylä)