ヘルシンキで音を楽しむのに最高の場所

Vanhankaupunginlahti bay area
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街の特徴は周囲を取り囲む音で定義されます。ヘルシンキでは文化と街に住む人々について多くを語る音と静寂があります。

フィンランド人は人付き合いが苦手で内気な国民だというのが長年語られているジョークで、その一部は本当です。しかし私たちは音と静寂を同時に心から楽しみます。フィンランドがメタルの国で、世界でどこよりも多い10万人あたり53以上のメタルバンドがあるという事実には理由があります。 

音を通じてヘルシンキを探索してみましょう。Kamppi Chapel(カンピ礼拝堂)では、落ち着いた静寂を感じることができます。礼拝堂は、おそらくヘルシンキで一番賑やかな場所にあって、心を静めることができる場所です。ピンを落とした音が聞こえるくらい静かな学問の場所を探しているならThe National Library of Finland(フィンランド国立図書館)に向かいましょう。新旧何千冊もの本に囲まれて、完全な静寂と文書の世界への畏敬の念を目の当たりにすることができます。フィンランドの自然に囲まれた場所で静寂を感じたいなら、Central Park(セントラル・パーク)を歩いてみましょう。公園で聞こえてくるのはサラサラと揺れる葉の音や鳥のさえずり、場合によっては不規則な自転車の音だけです。

自然と一体になって自然の音を楽しむことに魅力を感じたら? 続けて、おそらくフィンランドで一番人気の公園Kaivopuisto(カイヴォプイスト)公園に向かいましょう。公園では、ピクニックを楽しむ家族や食べ物を探すカモメの音が聞こえてきます。カモメがそれほど好きでなければ、家族と一緒にHaltiala(ハルティアラ)農場で農場の動物に親しんだり Korkeasaari(コルケアサーリ)動物園1日を過ごしたりしてみましょう。農場では街にいながら田舎を楽しみ、かわいい動物に餌をあげる機会もあります。ユニークな都会の急流の音ほど心が落ち着くものはありません。頭の中の雑音をすべて閉め出す必要を感じたら、Vanhankaupunginkoski(ヴァンハカウプンギンコスキ)に向かいましょう。幅200メートルで6メートル降下する急流は、不必要な雑音を閉め出すのに最高の場所です。

静寂と自然の音を堪能した後に人間が作り出した音を聞きたくてたまらなくなったら? そう、ヘルシンキは文化とカルチャーの中心です。心が豊かになる体験をしたいなら、チケットを取って、フィンランド国立オペラ・バレエ劇場に行きましょう。劇場を後にする頃には、間違いなく文化で心が満たされていることでしょう。街で一番人気のパーティーに参加したいならÄäniwalli(アーニヴァッリ)Tavastia(タヴァスティア)に行きましょう。Ääniwalliは屋外クラブを開催する夏が最高ですが、夏以外でも1年中素晴らしいライブが開催され、最高の時間が過ごせます。軽いバックグランドミュージックを聞いてみたいなら、ヘルシンキ大聖堂の階段に座って、教会のベルの音に耳を傾けましょう。 

自然と音楽の後は、ヘルシンキの根幹を成すもっとも象徴的な音はどうでしょうか? 人間観察をして、都会の喧噪を目の当たりにしてみたいなら? マーケット広場ハカニエミのマーケットで午後を過ごしてみましょう。地元の人たちがドーナツやコーヒーを買うために立ち寄ったり、家庭で食べる生鮮青果物を買いに行ったりする場所です。それぞれが自分のペースでお互いに影響されることはありません。どちらのマーケットもヘルシンキの象徴的なものの一つ、トラムを見るのに最高です。トラムは規則正しくスムーズに運行され、静かに電力を使い架空線をスムーズにスライドするよい感じの音がします。たくさんの音が聞こえるヘルシンキで一番象徴的な場所は、おそらくLinnanmäki(リンナンマキ)でしょう。楽しさに満ちた叫び声、人々を空中につるしている様々な乗り物の音、衣装を着けたキャラクターたちが人々に遊園地シーズンを最大限に楽しむようにマイクを使って促している声などが聞こえてきます。 

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人々が様々な言語で話している音以外にも、ヘルシンキでは様々な音が聞こえてきます。