中でもRoihuvuori （ロイフヴオリ）桜公園は最高です。春になり桜の花が咲く頃、この公園では日本のお花見フェスティバルが開催されます。フェスティバルは桜の花が咲く頃開催され、辺りはピンクの色合いに染まります。Haaga（ハーガ）のシャクナゲ公園もまた、ヘルシンキを訪れるすべての人に見ていただきたい素晴らしい場所です。シャクナゲもツツジも6月初旬に満開を迎えるので、この時期に花の色を楽しむとよいでしょう。
もっと構造的に作られた場所で自然と植物の色を楽しみたい人はKumpula（クンプラ）市民ガーデンに行ってみましょう。あらゆる花の並ぶ小道があり、芝は完璧に刈られ、各割り当て地に美しくカラフルな木造の小屋があります。同様に、スオメンリンナにもカラフルな家と特徴ある建築がたくさん並んでいます。石の壁と建物は、島が美しい紅葉に覆われる秋にとりわけ美しく、それは目を見張るほどです。
ヘルシンキには人工的に作られた色彩豊かな場所もたくさんあります。マーケット広場のオレンジのテントの郷愁を誘う雰囲気や豊かな旬の食材でも、Huvilakatu（フヴィラカトゥ）に並ぶカラフルな建物でも、フィンランド人は色彩を楽しみます。Linnanmäki（リンナンマキ）も色彩豊かでヘルシンキ住民なら誰もが特別愛着を持つ場所です。ヘルシンキで、すべての乗り物が魅力的な色に塗られているこの遊園地ほど色彩に富んだ場所はありません。おやつもパステルカラーです。青い綿菓子やネオンカラーのmetrilaku, （メトリラク）と呼ばれる『メートル・リコリス』を楽しみましょう。あるいは、楽しいゲームをやって賞品のテディベアやイッカクを獲得しましょう。さらに人間が作り出した芸術的試みを楽しみたい人はSuvilahti（スヴィラハティ）のグラフィティの壁に行ってみましょう。自己表現をするための100メートルの壁はスヴィラハティの工業地帯にあります。グラフィティを積極的に推奨している市内でも数少ない場所です。
ヘルシンキには自然や場所だけでなく購入してこの素晴らしい街の思い出として持って帰ることができるカラフルなものもあります。私たちはミニマリストかもしれませんが、食器や服で生活に色を加えることをいといません。例えばどんなものかというと? Iittala（イッタラ）とArabia（アラビア）のお店に行けば、虹を構成するすべての色合いのガラス製品やセラミックが見つかります。生活に色のアクセントを加えることができるのに、つまらない食器で食べる必要があるでしょうかというのがマントラです。同様にフィンランドを代表するファッションとライフスタイルのブランドMarimekko（マリメッコ）は威勢の良さと印象的なプリントと同意語です。誰もが毎日生活の中でポピーの柄を使うことができます。色と柄で生活にアクセントを加えてみたいならMarimekko Outlet（マリメッコ・アウトレット）が最高です。